2013年5月2日

『目薬αで殺菌します』


動機があるかないか、動機が納得のいくものかいかないものか、というのは単なる分析の手法の差にすぎない」海月が淡々と話した。「朝になると目が覚める。それは、どうしてなのか?もう寝るのか嫌になったのか? それとも太陽が見たかったのか? そんな分析をするのと同じだ

じゃあさ、さっきのぉ、えっと、恨みや不満がある対象に向けられた犯罪と、そうじゃなくて、相手は誰でも良いっている犯罪は、動機としては違いはない、ということになる?

両者の違いは、正当化しようとする意志の有無だ」海月は言う。

正当化? 正当化しようとする意志?」加部谷は考える。「ああ、つまり、自分の行爲を正当化できるかどうか、正当化するつもりがあるかどうかってことだよね。 そうか、恨みがある場合は、いちおう、そのために殺したんだっている理由があるわけね。 自分としては、正当化できると考えているんだ。 正義があると考えているんだ

でもさ、無差別殺人だって、なんらかの正当化がなされようとしていたのかもしれないだろ?」山吹が反論した。「社会の浄化のためだとか、注目を集めることで大事なメッセージが伝えられるとかさ

それも、分析の一手法だ」海月は頷いた。

沈黙。

-----------------『目薬αで殺菌します』by 森博嗣


有沒有動機,動機能不能讓人認同,這些不過是分析手法的不同」海月淡淡的發言。「就跟分析早上醒來的原因一樣,會醒來,是因為已經睡夠了? 還是因為陽光呢?

那麼、恩、剛剛提到的,針對怨恨或不滿對象實行的犯罪,跟不是那樣、對象是誰都可以的犯罪,就是說兩者的動機並沒有不同?

兩者的差別,在於有無將其正當化的意志」海月說明。

正當化? 將其正當化的意志?」加部谷思考著。「阿,就是說,自我行為能不能正當化,是不是企圖將它正當化囉。原來如此,帶著恨意的話,總之呢,總會有個為此而殺人的理由。對自己來說,可以相信是有理,且帶著正義意味的

但是,不特定對象的殺人呢,或許也會找個什麼樣的理由讓他變得正當吧?」山吹反辯。「為了淨化社會,引起注意藉此宣傳重要的訊息之類的

這也是分析手法的一種」海月頷首同意。

沈默。

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當發生我們無法理解的恐怖、犯罪事件時,其實人們更恐懼於找不到理由。
為什麼他會殺人呢?為什麼是殺這個人呢?為什麼要丟炸彈呢?
因為找不到理由與動機,就無法在心境上確保不會發生在自身身上,或者無法找到解決的可能。

「一定是因為他從小父母離異,得不到愛」=所以我們要多多關心單親家庭的兒童,防止事件重演!
「因為他工作賺不到幾個錢,才會去搶超市」=社會能夠均等一點,國民都能維持一定以上的生活水準,就不會再發生這樣的悲劇了!

「該男子因為怨恨女朋友劈腿,憤而將其殺害」=果然是情殺,以後要注意不要跟這種瘋子交往

從特定個人的單一行為,到怪罪社會結構引發犯罪的可能......避免引起內心的恐慌,相信大家都有同樣共識(不會任意傷害他人)的生活下去,但其實存在許多無法解釋的。這也是另一部貴志祐介的小說『惡之教典』精彩的地方。


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